英検のリニューアル

2016 年 1 月 25 日

昨日1/24(日)は、2015年度第3回英検の一次試験実施日でした。コア英語教室渋谷本部校も英検の準会場として、5級~2級の一次試験を行い、延べ21名が受験しました。中1生が多数、4級に挑戦しており、結果が楽しみです。

なお、今年6月実施の2016年度第1回検定から、試験内容が大きく変更される予定です。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランスよく習得することを目的に、1級と準1級のみが対応していた4技能を問う試験内容を、全ての級に拡大していきます。その手始めに、第1回検定では2級にライティングテストが加わり4技能化、4・5級にスピーキングテストが加わり3技能化することが発表されています。

2級ライティングの問題は、「技能としての英語のみならず、日頃の生活や学習を通じて身に付けた知識の活用を求め、受験者は与えられたトピックに対し、意見とその裏付けとなる理由を適切な語彙と文法を使用しながら英文で論述する能力が試されます」(「 」内は日本英語検定協会プレスリリースより抜粋、以下同様)。「These days, some people buy things on the Internet. Do you think more people will do so in the future?」というトピックに対して、80~100語で論述するという問題例が掲載されています。さまざまな話題について英語で意見が言えるように、日頃からテーマを決めて考えてみる、使用しそうな単語を調べるなど、意識的に準備するとよいでしょう。

4・5級のスピーキングテストは、上位級を目指す励みとして申込者全員に受験機会が与えられます。コンピュータ端末を活用した録音形式で、1年の期限内に1回受験できるもので、級の認定とは別に合否が判定されます。上手に活用してスピーキングに慣れておけば、上位級の面接委員との対面式テストでも緊張せずに話せるようになりそうです。

6月に2・4・5級を受験する人は、3月に発表される最終要項をチェックして、新内容のテストに挑みましょう。

おおまかにイコールな世界

2016 年 1 月 18 日

語順訳も翻訳も、英語に対しておおまかにイコールな世界であるということを肝に銘じるべきでしょう。

身体の部位にしても、各種の色にしても、社会的な諸概念もそれぞれの国、民族、文化などを背景に持っているのは言うまでもありません。それを理解するために福沢諭吉を始め明治の人々は苦労して日本語を作ってきました。しかし、日本語、特に漢語で新たに言葉を作っても、古典からの熟語を転用してきても、それまで日本になかったものに名辞を与えるわけですから、私たち日本語話者には、その漢字のイメージに縛られる部分がかならず生じます。それは現在でも変わりません。翻訳すればそれはイコールなのだ、という幻想をつい持ってしまいます。He=「彼」とあてはめたのですから、そう訳すしかありませんが、heと口に出す場合と、私たち日本語話者が「彼は」と言う時とは心の在り方が決定的に異なります。なぜなら「彼は」という使い方はあまりせず、山田さんは、あいつは、お父ちゃんは・・・というような表現世界にいるからです。だから「彼は」と日本語を思い浮かべるのではなく、heの世界へとのめりこむこと、そのアクセスをいろいろ試みることが最重要となるのです。単語であれ、構文であれ、テキストであれ、日本語を伴っている限りはいつも英語の手前、此岸にいることになります。

これからの英語力は運用できる英語、国際社会でコミュニケーションを図るための英語と位置付けるなら、その差にいつも気を付けることが求められるでしょう。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

知っておきたい イディオム! (その1)

2016 年 1 月 12 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

新年度 最初は:

知っておきたい イディオム! (その1)

ネイティヴは会話の中によくイディオム(慣用語。成句)を使います。第1回は今年の干支「猿」を使ったイディオムを紹介しましょう。

 

1)“Monkey see, monkey do.” 猿は人の動作を見て、まねます。つまり「猿まね」のことです。

使い方:My baby son copies every silly action he sees on TV.  It is monkey see, monkey do for him, and he loves it!

 

2)“monkey business” とは「いんちき」「いかさま」「おふざけ」「いたずら」などの意味です。

使い方:It’s time to take your homework seriously and forget all the monkey business.

 

3)”monkey around with ~”。〜で無駄に時間を過ごすときに使う表現です。

使い方:Stop monkeying around with your smart phone and get back to studying for the exam tomorrow.

 

4)”have a monkey on one’s back”。あまり縁のない表現かも知れませんが紹介しておきましょう。直訳するとこんなイメージになります。

monkey-back

「背中にサルを背負っている」。面白いですね。この表現は「麻薬中毒だ」と意味することがありますが、「我慢しなければならない大変は重荷や負担がある」ときに使う表現でもあります。

使い方:

Tom’s got a monkey on his back!  He must see a doctor immediately.

That huge loan is a real monkey on my back.

「その先」の英語教育を目指して

2016 年 1 月 4 日

明けましておめでとうございます。

世の中では盛んに2020年に向けての英語教育が叫ばれています。小学生における英語の正課への移行(2018年)、中学・高校における英検目標や、話す、書く英語についても今まで以上に活発化していること、将来の大学入試と外部検定重視の状況など、教育環境が大きく変わろうとしています。

東京都を始め各地方自治体も独自色を出して、使える英語力を育てようと躍起になっている様子がうかがわれます。学校によっては全校生徒が英検に取り組み、成果を上げている学校もあります。立川市には小中高一貫の公立学校で英語の特別な取り組みを始めるところがあります。また東京都は英語村の構想を発信しています。一方では、70%以上の国公立の高校3年生は中学生の学力しか無いという調査結果があります。

こうした状況を踏まえると、今後学力格差がより広がる可能性があるように思えます。学習全般にわたってよりきめ細かな対応が必要になってきていることは否めません。私たちも現状に満足すること無く、常に「その先」を目指してまいります。

2016年もよろしくお願いいたします。

「’」アポストロフィの使い方、間違ってませんか?

2015 年 12 月 25 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

今回は

「’」アポストロフィの使い方、間違ってませんか?

簡単そうで意外と間違えてしまうのがアポストロフィ (apostrophe)の使い方。

「’」の間違い探しをしてみてください。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako: Kate, can you check my English speech?  The title is “The Beatles.” My parents are Beatles fan.

Kate: Alright, Hanako.  Let me read your script.

 

(Kate reads the speech aloud.)

My parents love the Beatles.  The Beatles were a British rock band and were popular in the 1960’s.  “Let It Be” was written by Paul McCartney, “Imagine” by John Lennon, but “She Loves You” was John’s and Paul’s work.  “Beatlemania” was a new term to describe their fans.  The Beatles broke up in 1970.  They have been loved for over fifty years.  In 1988, many of The Beatles’s albums became CD’s.

In 1963, John Lennon lost his guitar at a Christmas show.  After fifty years, the guitar was found and this month, it will be sold for auction.  The price will be between 9 million yen and 14 million yen!  People say that will be one of the most important guitars sold for auction!

 

Hanako: Kate, I couldn’t spell the word “Beatlemania.”  How many “as” are in that word?  And 14 million yen, how many 0s?

 

*….in the 1960s /….became CDs (年代や大文字を複数にする場合、アポストロフィは付けない。ただし、’60sも可。 …in the 1960’sも見かけるが1960sが一般的 。大文字の場合、 two DVDs, three CPUs, four CEOsとする。もし所有格として使う場合は「’」を使う —CEO’s opinion/ CEOs’ opinion。 またI.D.などピリオドが使われた省略文字を複数にする場合は例外的に「’s」とする—check our I.D.’s)。

*….John and Paul’s work(「AとBの…」所有格はBのみに)

* …..how many as are in…? (how many a’sまたは “a”sとする。単語の「as」と区別するため) *….The Beatles’ albums  (固有名詞がsで終わる場合、その所有格は「’s」または「’」のどちらでも良い。例えば「Charlesの本」なら「Charles’s book」でも「Charles’ book」でもよい。ただし、The Beatlesの場合、The Beatles albums/ The Beatles songsなど、アポストロフィが使用されないことが一般的。)

*….How many “zeros” (数字を複数で表す場合のルールは、11以下の場合はその数字をつづり、それ以上の場合は「11s」と数字+sを用いるのが正式のようです)

冬季休業日のお知らせ

2015 年 12 月 21 日

誠に勝手ながら、12/28(月)~1/1(金)は冬季休業とさせていただき、年明けは1/4(月)より営業いたします。

上記期間中にEメールでいただきましたお問い合わせにつきましては、1/4(月)より順次対応させていただきますので、予めご了承くださいませ。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

渋谷本部校は1/4(月)より通常授業及び冬期講習が再開します。1/5(火)6(水)中学入学準備、7(木)英検対策他、冬期講習の追加募集も行っています。新学期が始まる前にしっかり準備しましょう。

(渋谷本部校0120-86-4886 平日午前10時〜午後5時)

文法知識の獲得法

2015 年 12 月 14 日

構文を徹底的にスピークアウトし、身体に覚えさせることで、多くの生徒にとって文法知識を自分のものにすることが可能になるように思われます。また、高校生は中学生とは異なり、文法を大まかにわかれば良いという段階ではありませんので、わかりやすい解説のある文法教材が不可欠と言えるでしょう。

コアでは、小5から文法教材を使用します。語順訳でテキストを読み解く際に、オリジナル教材の『英文法』で、テキストに出てきた文法項目に繰り返しあたり、文法知識を強化していきます。高校生になると、他社の文法教材も併用します。

渋谷本部校では、数件出版の『チャート式基礎からの新々総合英語』または旺文社の『基礎英文法問題精講』を使用しています。『チャート式~』は初級学習者にもわかりやすい解説が魅力。CD付で音声学習にも適しており、例文の暗記やディクテーションにも使い込める教材です。基礎力がしっかりついている生徒は、入試問題から厳選された良問で構成された『基礎英文法問題精講』を使用し、難関大学の入試まで対応できるようさらに知識をつけていきます。

12/19(土)には、冬期講習の一講座として高校生対象の「文法補強」講座を実施します。上記教材を使用し、文法項目の理解度を1課ずつテスト形式でチェックし、なぜその解答になるのかをしっかり説明できる文法知識を身につけます。

お問合せは渋谷本部校まで。(0120-86-4886 平日午前10時〜午後5時)

「be」と「become」 どちらも「〜になる」

2015 年 12 月 7 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

今回は

「be」と「become」 どちらも「〜になる」

同じ意味ですが、使い方を間違えると大変なことに! 次の英文を読んで、何がいけないか考えてみましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako: Kate, cute baby!

Kate : Thank you, Hanako.  She’s lovely, isn’t she!

Hanano: Yes.  She will become beautiful when she grows up!

 

花子は「彼女は大きくなったら美人になるでしょうね」と言いたかったのでしょうが、“become” には「〜になる」という「変化」に重点があるため、この英文だと「今は美人ではない」と聞こえるので失礼にあたります。一方、“be” には「〜になる、〜になっている」という「状態」に重点があるため、今も美人、将来も美人になっている、と言いたいのだから、ここは “be beautiful” と言うのが正解。

中学英語で「将来は歌手になりたいです。」を英作する場合、多くの教科書は “I want to be a singer in the future.” と教えます。これを “I want to become a singer in the future.” としても決して間違いではありません。この違い、前者は「将来になったら歌手である」という「状態」を望んでいて、後者は「将来は歌手になる」という「変化」を望んでいることになる。将来の夢を語るとき、どちらがより英語的表現かというと、  “I want to be a…”、前者です。なぜなら今は現実ではないが、「そうなっている」という「状態」を頭に思い描きながら話すからです。

ちなみに、英作問題でやっかいなのが、前後関係でしょう。全体性のある英文なら前後関係もある程度読みとれるので英作しやすいでしょうが、和文一文しかない場合の前後関係はいろいろな状況が想定できるため、複数の表現があっても不思議ではありません。

コア甲府教室 冬期体験講座開催

2015 年 12 月 1 日

コア甲府教室では、小4~大人を対象とした体験講座、コア式語順訳講座を開催します。

12月23日(祝)   2016年1月11日(祝)
会場:コア甲府教室 甲府市天神町3-9-103
(時間はお申し込みにより調整いたします)
参加費無料(但し、申し込み制です)
定員 各日程4名(申し込み順)

プログラム
(1)コア英語教室についての紹介
(2)コア式語順訳の体験
(3)甲府教室のごあんない(入会決定は後日で結構です)

お問い合せ:
070−6671−0331

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

28年度教科書改訂

2015 年 11 月 24 日

今回の教科書改訂は、学習指導要領の変更はなく、小改訂となります。どの教科も平均7%のページ数の増加があります。

英語では、どの教科書も4技能(読む、聞く、書く、話す)をより意識した構成に変更されています。本文の変更はほとんどありませんが、各ダイアログに対して、4技能を使った課題が追加されています。また、4技能それぞれができるようになったかを、先生または生徒自身がCAN DOリストによって細かくチェックできるようになっています。筆記試験の点数に加え、英文をすらすらと読むことや、正しい表現で話すことなども評価の対象になってくるでしょう。

また、日常会話や、ディスカッションのコーナー、英語で他教科を学ぶコーナーなどが増えた教科書もあります。

このようなアクティブラーニング形式の授業が増えていく一方で、授業時間は以前と変わりません。必然的に今まで学校で行っていた訳や文法の時間が減っていくことになります。能動的な英語の学習が行われることは決して悪いことではないですが、今以上の学力格差を生むことも否定できません。

コアでしっかりと、音読と語順訳、そして文法を学習し、基礎力をつけていきましょう。確かな基礎があれば、これからの学校での授業をより効果的な英語学習にすることができるはずです。

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。