2019 年 12 月 のアーカイブ

冬季休業日のお知らせ

2019 年 12 月 23 日 月曜日

誠に勝手ながら、12/28(土)~1/5(日)は冬季休業とさせていただき、年明けは1/6(月)より営業いたします。

上記期間中にEメールでいただきましたお問い合わせにつきましては、1/6(月)より順次対応させていただきますので、予めご了承くださいませ。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

渋谷本部校は、12/20(金)~1/18(土)に冬期講習を実施します。冬期講習、通常授業ともに1/6(月)より再開します。新学期が始まる前にしっかり準備しましょう。

(渋谷本部校0120-86-4886 平日午前10時〜午後7時)

言葉を育てて英語を会得

2019 年 12 月 16 日 月曜日

作品を読み、その世界を想像するということは、語り手や登場人物たちの生活環境や生活感覚に自分の身を置いてみる試みになります。そしてその背景に見え隠れする著者についても考えることになります。そのためには読者として今読んでいるという、現在という時間と場所から離れ、作品世界の時間と場所に向き合う試みをしなければなりません。離れることができた時、はじめて今度は自分がその話の聞き手という当事者に成り代わることができるわけです。

この想像力は人さまざま、経験や知識によって異なります。逆に言えば、想像力があまり働かず、文字面を見ているだけでは、言葉の表現の特徴も特徴として浮かび上がってこないでしょう。易しい文章も凝った文章も、あるいはひねった表現も同一に映るでしょう。つまり想像することが困難な多くの生徒にとって、訳し、読解するとはどういうことなのか。語順訳の中で、文の要素、文型、構文などを繰り返し確認させても、それ自体では希薄な知識の積み重ねにしかなりません。それらを踏まえて、スラッシュごとの意味確認と音読、あるいは意味を思いながら文を通して読むことを繰り返し行うことで肉付けされると言えるでしょう。そしてその意味の深さは想像力によって生まれます。その想像力が貧弱であっても、繰り返し音読すれば英語から直接伝わってくるものを幾分かはキャッチできるはずです。まして意味をわかった上での音読は、反復するたびに場面は生き生きとしてきて、鮮明になるでしょう。語順訳を終えたところからが本当のスタートと言ってもいいのです。

想像力によって言葉は育ちます。また育った言葉に応じて想像力が膨らみます。英語を使い表現する人たちは、文の意味だけを伝えたいわけではありません。その背後にある人との関わり方や、人間という存在について、そしてものの捉え方の醍醐味こそ伝えたいわけです。そして言葉が豊かになった子どもたちが、英語を会得していくのだと思います。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

OLYMPIC ENGLISH! (その4)

2019 年 12 月 9 日 月曜日

知っておきたいオリンピックに関する英語(英文)をいろいろな角度でご紹介してまいりますのでお楽しみに!

今回もエンブレムについてです(その2のつづき)。

mighty 強大な
antenna アンテナ 複数形=antennae(触角) antennas(テレビなどのアンテナ)
petal 花びら
telepathy テレパシー

Kate: Can you tell me about the other mascot?
Hanako: Alright. SOMEITY is the mascot for Paralympic Games.
The name comes from “Somei Yoshino”, which is a very popular cherry tree and the phrase “so mighty”. The mascot has pink antennae on both sides of its face. The shape is the petal of a Somei Yoshino blossom.
Someity can fly using its ichimatsu pattern coat. It also has the special power of sending and receiving telepathy using its antennae.
Kate: You know very well, Hanako.
Hanako: Thank you.

リトルアース2019 無事終了

2019 年 12 月 2 日 月曜日

第25回リトルアースは10月27日(日)、午前11時半〜午後5時、渋谷本部校7階の教室で行い、無事終了しました。

今回の特徴は何といっても参加者の人数にあります。少人数のためダイナミックな感じはなく、むしろ静かに、丁寧に、なおかつゆっくりとお互い確認しながら進行する感じの空気感でした。人数が少ないことでひとりにかける時間をしっかり取れましたし、ひとりひとり発信するチャンスを多く提供できたと思います。また、少ない人数ですと日本語に逃げる隙も少なく、文字通り一日英語漬けで休み無く英語のシャワーを浴びている状況がつづき、さぞかし生徒の脳は疲れたと思います。ですが、正にLEで経験させたかった脳運動でしたので大きな刺激になったと思います。

参加者はそれぞれに刺激を受けながら今持っている英語力を出し切ったと思います。その結果、コミュニケーションに必要なリスニング力、単語力、英作力、表現力など、今自分がどの程度のレベルなのかをひとりひとりが確認できたのであれば、LEは目的を果たし大成功だったと思います。

<生徒の感想>
*始めは文をつくるのに時間がかかってしまって難しかったけど、だんだん文作りに体が慣れた感覚があった。
*今まで思っていた発音と本当の発音が違うものがほとんどでとても衝撃を受けた。そして和製英語に気をつけて話さなければならないことを実感した。
*自分の言葉で相手に発信するということがまだできないので、しっかり勉強したいし、ホームステイにも行ってみたいと思った。
*間違えているかも知れない英文を恥らになく話せるようになった。英語を話す上で大切なのは英文の正確さや発音などではなく、英語を話し伝えることだと思った。
*もっと勉強して楽しく会話ができるようになりたいと思った。

などの感想をいただきました。

興味を持ってくださった方、来年のリトルアースをお楽しみに!

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。