知っておきたい イディオム! (その3)

2016 年 3 月 14 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

今回は

知っておきたい イディオム! (その3)

前回に引き続き「身体の一部」を使ったイディオムを紹介します。

ネイティヴは会話の中にイディオム(慣用語。成句)をとても良く使います。

熟語を知っていると知らないとでは、英語の世界が違ってきます。

このコーナーでも少しずつ紹介していきましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Kate: Hanako, do you have some time now?

Hanako:  Yes, but why?

Kate:  I broke my neck to finish this report to take to work tomorrow.  Now I have to staple them and I need a hand.  Can you help me?

Hanako: えええ またしてもちんぷんかんぷん!

 

*break one’s neck 努力する

*need a hand 手助けを必要とする

前回紹介したgive a hand は「〜に手を貸す」でしたので、need a handも覚えておくと便利でしょう。

ちなみにgive a big hand to~ の意味は「〜に大きな手を貸す」ではなく、「〜に盛大な拍手を送る」という意味になります。

(例)”Please give a big hand to John for his excellent work.”

 

 

コア英語教室の単語学習法

2016 年 3 月 7 日

みなさん、英単語はどんなふうに学習していますか?

ジッとテキストとにらめっこして、ひたすら書いて覚えた方がほとんどでしょうか。

コアでは、耳と音読で単語を覚えます!

最近は音声CD付の英語学習所はめずらしくありませんが、使いこなせている生徒さんは少ないのではないでしょうか。付属のCDが開封されないまま眠っているなんていうことも!?

コアではCDをフル活用! 音声CDのネイティブの発音と語義を聞いたら、即座に声に出して繰り返すシャドーイングを行います。この音声学習によって、単語の発音・アクセントはもちろんのこと、単語を見て即座に意味を思い出す瞬発力も鍛えられます! この方法は見たり書いたりするよりも、早く正確に覚えられるメリットがあります。

シンプルなのには理由があります!

2016年度の教科書改訂に合わせて、コアの小中学生用の単語集も音声CD付で5月に改訂出版予定です。コアの単語集は最低限度の装丁でとてもシンプルに出来ています。生徒自身がアクセントのくる母音に色をつけたり、語義を足していったりしながら、自分だけの1冊を作りあげ、使いこなしていきます。指導法に自信があるからこそ教材はシンプルに! カリキュラムはすべて生徒の自立学習を目指したものになっています。

「音声学習」と「コア式語順訳」を組み合わせた独自のカリキュラムは、無料体験レッスンでご体験いただけます。お気軽にお問い合わせください。

春期講習で新学年の不安を解消!

2016 年 2 月 29 日

梅のつぼみがほころぶ季節となり、春の訪れが待ち遠しく感じます。進級、進学を控えるこの季節、コア英語教室渋谷本部校の春期講習で新学年の不安を解消しましょう。

詳細はこちら(PDFファイル〜リンクをクリックで開きます〜)

(1)2016年春期講習詳細その1
(2)2016年春期講習詳細その2
(2)申込書(小中高)
(3)集中講習チェックシート

通常クラスも残席わずかです。

ご入会検討の方には、お席の確保がしやすい3月からのスタートをおすすめしています。まずはお気軽に無料体験レッスンにお申し込みください。

お問合せは渋谷本部校まで。(0120-86-4886 平日午前10時〜午後5時)

英文を英文として理解すること

2016 年 2 月 22 日

昨年夏に、高3生の受験を考慮して『高校生のための英文速読直解講座』を刊行しました。

「速読直解」というと、必要以上に速く読むイメージや、テスト問題を解くときの、時間制限内で急ぎ読むような感じが思い浮かびますが、普段の学習における「速読直解」は、その内容を伝えるための自然な速さで意味をつかむことを言い表しています。

語句や構文がわからないと、もちろん意味はつかめません。また黙読しているときに自然に起こるイントネーションやリズムがつかめないと、著者が言い表したいことの「調子」も伝わってきません。自然な速さで読めるということは、内容とその音声としての表現とを一体としてつかめていることを意味します。

どんなに速く読めて意味が取れていても、いわゆるカタカナ読みでは、著者の思いは伝わってこないでしょう。また英語圏の人たち特有の語句の使い方も、日本語としての意味をいちど( )に入れて、直接感じ取ることも重要です。英語の語(句)に対応する日本語訳にはおおよその意味が当てはめられていることも多いですから、いわゆるニュアンスは文脈の中で感じ取るしかありません。

従来行っている語順訳、一部を返り読みし、日本語文として完成させていくという方法からの、意識的な脱却になります。英文を英文として理解する。「運用できる英語力」を問われるというこれからの大学入試を考えると、今からこのような訓練を意識するべきだと思いますし、コアを卒業する前に身につけてもらいたい、一つの到達点と言えるでしょう。

長文になると意味が取れない、いつも時間切れになってしまう、などとお悩みの方、コアで学んでみませんか? 興味を持たれた方は是非お問い合わせください。

(0120-86-4886 平日午前10時〜午後5時)

新規開校教室のご案内

2016 年 2 月 15 日

関東では弁天町/コア牛込教室が、関西では奈良市/あやめ池教室が、4月より新開校します!

無料体験レッスンを、弁天町/コア牛込教室は3月4日(金)〜11日(金)[ ※6日(日)は除く]に、奈良市/あやめ池教室は随時行います。お気軽にお問い合わせください。

 

なお、コア式英語教授法で教室を開く事に興味をお持ちの方を対象としたテューターオリエンテーションも随時開催しています。

 

詳しくは0120-86-4886(渋谷本部校/フリーダイヤル)までお問い合せください。
またテューター募集のサイトフォームからもお申し込みいただけます。

 

知っておきたい イディオム! (その2)

2016 年 2 月 8 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

今回は

知っておきたい イディオム! (その2)

ネイティヴは会話の中によくイディオム(慣用語。成句)を使います。今回は「身体の一部」を使ったイディオムを紹介しましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako: Hello, Kate.

Kate: Hi, back from school?  I’m so busy these days.  I’m up to my ears in taking care of the baby.  I wish Ted, you met my husband, would give me a hand.

Hanako: (Kateの言っていることが理解できない!) I have three tests tomorrow.   I have to study hard tonight.

Kate: You’re a serious girl. I know you don’t have your head in the clouds, but you won’t pass the exams without studying.  Do you get cold feet before the tests?  Well, good luck tomorrow and let your hair down this weekend.

Hanako: マジ、ちんぷんかんぷんだ!

 

*up to one’s ears in 〜で手がいっぱい

*give/lend a hand 〜に手を貸す

*have one’s head in the clouds 現実にそぐわないことを考える

*get/have cold feet 緊張する、おじけづく

*let one’s hair down くつろぐ、楽しむ

渋谷本部校 春期講習を実施します

2016 年 2 月 1 日

渋谷本部校では、3/22(火)~30(水)に春期講習を実施します。

少人数制の個別指導で、「英語と日本語の違い」を体験的に理解していくコアの学習法をご体験いただけるチャンスです!

英文を一語一語前から順番に訳す「コア式語順訳」を3日間集中して学ぶクラスや、語順訳の際に重要になる文法項目別講習、数学の個別指導など、下記7講座を開講します。

中学準備 語順訳/中学準備 be動詞と一般動詞/語順訳集中&苦手克服クラス/単元別クラス 接続詞/単元別クラス 五文型/単元別クラス 比較/数学集中

詳細は近日中に渋谷本部校のページにアップします。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

英検のリニューアル

2016 年 1 月 25 日

昨日1/24(日)は、2015年度第3回英検の一次試験実施日でした。コア英語教室渋谷本部校も英検の準会場として、5級~2級の一次試験を行い、延べ21名が受験しました。中1生が多数、4級に挑戦しており、結果が楽しみです。

なお、今年6月実施の2016年度第1回検定から、試験内容が大きく変更される予定です。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランスよく習得することを目的に、1級と準1級のみが対応していた4技能を問う試験内容を、全ての級に拡大していきます。その手始めに、第1回検定では2級にライティングテストが加わり4技能化、4・5級にスピーキングテストが加わり3技能化することが発表されています。

2級ライティングの問題は、「技能としての英語のみならず、日頃の生活や学習を通じて身に付けた知識の活用を求め、受験者は与えられたトピックに対し、意見とその裏付けとなる理由を適切な語彙と文法を使用しながら英文で論述する能力が試されます」(「 」内は日本英語検定協会プレスリリースより抜粋、以下同様)。「These days, some people buy things on the Internet. Do you think more people will do so in the future?」というトピックに対して、80~100語で論述するという問題例が掲載されています。さまざまな話題について英語で意見が言えるように、日頃からテーマを決めて考えてみる、使用しそうな単語を調べるなど、意識的に準備するとよいでしょう。

4・5級のスピーキングテストは、上位級を目指す励みとして申込者全員に受験機会が与えられます。コンピュータ端末を活用した録音形式で、1年の期限内に1回受験できるもので、級の認定とは別に合否が判定されます。上手に活用してスピーキングに慣れておけば、上位級の面接委員との対面式テストでも緊張せずに話せるようになりそうです。

6月に2・4・5級を受験する人は、3月に発表される最終要項をチェックして、新内容のテストに挑みましょう。

おおまかにイコールな世界

2016 年 1 月 18 日

語順訳も翻訳も、英語に対しておおまかにイコールな世界であるということを肝に銘じるべきでしょう。

身体の部位にしても、各種の色にしても、社会的な諸概念もそれぞれの国、民族、文化などを背景に持っているのは言うまでもありません。それを理解するために福沢諭吉を始め明治の人々は苦労して日本語を作ってきました。しかし、日本語、特に漢語で新たに言葉を作っても、古典からの熟語を転用してきても、それまで日本になかったものに名辞を与えるわけですから、私たち日本語話者には、その漢字のイメージに縛られる部分がかならず生じます。それは現在でも変わりません。翻訳すればそれはイコールなのだ、という幻想をつい持ってしまいます。He=「彼」とあてはめたのですから、そう訳すしかありませんが、heと口に出す場合と、私たち日本語話者が「彼は」と言う時とは心の在り方が決定的に異なります。なぜなら「彼は」という使い方はあまりせず、山田さんは、あいつは、お父ちゃんは・・・というような表現世界にいるからです。だから「彼は」と日本語を思い浮かべるのではなく、heの世界へとのめりこむこと、そのアクセスをいろいろ試みることが最重要となるのです。単語であれ、構文であれ、テキストであれ、日本語を伴っている限りはいつも英語の手前、此岸にいることになります。

これからの英語力は運用できる英語、国際社会でコミュニケーションを図るための英語と位置付けるなら、その差にいつも気を付けることが求められるでしょう。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

知っておきたい イディオム! (その1)

2016 年 1 月 12 日

CORE「English Library」“THIS AND THAT” 〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

新年度 最初は:

知っておきたい イディオム! (その1)

ネイティヴは会話の中によくイディオム(慣用語。成句)を使います。第1回は今年の干支「猿」を使ったイディオムを紹介しましょう。

 

1)“Monkey see, monkey do.” 猿は人の動作を見て、まねます。つまり「猿まね」のことです。

使い方:My baby son copies every silly action he sees on TV.  It is monkey see, monkey do for him, and he loves it!

 

2)“monkey business” とは「いんちき」「いかさま」「おふざけ」「いたずら」などの意味です。

使い方:It’s time to take your homework seriously and forget all the monkey business.

 

3)”monkey around with ~”。〜で無駄に時間を過ごすときに使う表現です。

使い方:Stop monkeying around with your smart phone and get back to studying for the exam tomorrow.

 

4)”have a monkey on one’s back”。あまり縁のない表現かも知れませんが紹介しておきましょう。直訳するとこんなイメージになります。

monkey-back

「背中にサルを背負っている」。面白いですね。この表現は「麻薬中毒だ」と意味することがありますが、「我慢しなければならない大変は重荷や負担がある」ときに使う表現でもあります。

使い方:

Tom’s got a monkey on his back!  He must see a doctor immediately.

That huge loan is a real monkey on my back.