2018 年 9 月 のアーカイブ

2018年度東京大学入試問題の分析

2018 年 9 月 25 日 火曜日

今年もコアの生徒たち3人が難関を突破して東大に合格しました。大問5問という大量の問題を120分で解き、120点満点で最低でも80点は得点しなければならない学力を、どのように獲得し、身につけたのでしょうか。

1)多岐にわたるテーマへの対応

「噂の広まり方」に関する論説文、「言語化による記憶の劣化」を述べた論説文、シェイクスピアの戯曲の引用、小林秀雄の言葉の解釈、マサイ族の相互義務についてのラジオ番組、巨大波についての講義、鳥類の知的能力についての随想的論文、小説の一節、などが今年の出題テーマでした。

2)出題形式

英文を読んで日本語でまとめる。英文の要旨を英文でまとめる。戯曲の対話から想起することを英文で書く。日本文を英文にする。英語の放送を聞いて設問に対する答えを選ぶ。英語の放送を聞いて英文を完成させる。英文の空所に入れる語を並べ替えてマークする。英文の一部を和訳する。小説を読んで一部を和訳する。同じく内容を説明する。空所に入る語(句)を選んでマークする。

3)受験生に求められているもの

世間では「4技能」が取りざたされていますが、日本の高校生が身につけなくてはならない学力は、いつの時代も同じです。東大の問題は奇をてらった難問はありません。しっかりした文法力と、語彙の力が必要なのは当然ですが、様々なテーマに対する対応力が要求されます。日頃から、身の回りのあらゆることに活発な好奇心を持つことが大切です。先ず学校で習う各学科をおろそかにしないこと、活字を嫌わないことが基本です。

リスニングはセンター試験の平均点の低さに驚かされましたが、東大のリスニング問題に対応する力があれば、どんな問題も恐れるに足りません。

読解をしっかりやること、リスニングとシャドーイングを習慣づけることで、作文力や会話力は自然に身につきます。

家庭学習用の教材としては、TEAPやTOEICの予想問題、NHKのラジオ講座(「高校生からはじめる『現代英語』」がおすすめ)、Z会の「速読英単語 必修編」などがあります。入試の過去問をやっておくといいでしょう。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

新規開講教室のご案内

2018 年 9 月 18 日 火曜日

埼玉県川口市で新井宿(桜町)教室が7月よりプレオープンしています!

説明会と無料体験レッスンは随時開催中。お気軽にお問い合わせください。

 

なお、コア式英語教授法で教室を開くことに興味をお持ちの方を対象としたテューターオリエンテーションも随時開催しています。

 

詳しくは0120-86-4886(渋谷本部校/フリーダイヤル)までお問い合せください。
またテューター募集のサイトフォームからもお申し込みいただけます。

知っておきたい イディオム!(その15)

2018 年 9 月 10 日 月曜日

使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。

今回のイディオムのテーマも「face」です。

Hanako: I had to make a speech in English at school today.

Kate: Well, how did you do?

Hanako: I was so nervous that I forgot everything to say.

Kate: Oh, that’s sad. You must have had egg on your face!

 

have egg on (one’s) face:  恥をさらすこと。赤面する

 

 

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

グローバル企業で働く卒業生

2018 年 9 月 4 日 火曜日

フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでの勤務を経て、現在はオンライン旅行会社エクスペディア・グループで働く青鹿愛さんは、小2から高校までコアで学んだ先輩です。在籍中はサマーキャンプ、リトルアースなどコアの課外行事にも積極的に参加。高2の夏、カナダに1年留学し、大学入学後はリトルアースのバイリンガルスタッフとして活躍しました。

■年間の約3分の1は海外で過ごす
現在の仕事は、営業、コンサルタント、コールセンタースタッフ向けの研修を提供するトレーナー。具体的には、主にアジアとオセアニアにある約30のオフィスで活躍する現地社員に向けて現地での対面式トレーニングと、オンラインシステムを使ったバーチャルトレーニングをしています。
一緒に働くチームメイトは、イギリス人、アメリカ人、ブラジル人、イタリア人、マレーシア人等。世界中の約15オフィスに散らばっており、日本人は私のみです。去年は年間の約3分の1を日本以外の場所で過ごしました。

■私の英語のベースはコアでの経験
トレーニングと日常のコミュニケーションは全て英語で行なっていますが、私の英語のベースはコアでの経験だと思います。英語の基礎力(文法の仕組み、発音等)は教室で、そして応用力(実際に外国人と会話をして、コミュニケーションをとる等)は課外活動で培いました。
コアで英語を学んでいる後輩の皆さん、『英語=英語圏の人達とのコミュニケーション』と思っていませんか? 学校の英語の授業についていくために英語の勉強をしている人もいるのではないでしょうか? 英語は世界で一番話されている言語ですので、アジア圏でも英語を話せる人たちがたくさんいます。英語はコミュニケーションツールの一つです。あと2年後には東京オリンピックが開催されることもあり、外国人旅行客数が今年度は過去最高という結果も出ています。今後海外旅行をしなくても、日本で外国人の人たちとコミュニケーションを取る機会がますます増えていきそうですね。

■多くの人に“Aha! moments”を
今の夢は世界中の多くの人たちに“Aha! moments”(なるほど!と思う瞬間)を提供する人になることです。社会人になっても新しいことを学ぶ瞬間は沢山あります。お仕事でもそれ以外でも、“Aha!”と思ってもらえる瞬間を分かち合える人になりたいです。

■後輩へのメッセージ
English will give you a lot of possibilities in your life. If you believe in yourself, anything is possible!
英語はみなさんの人生にたくさんの可能性をもたらします。自分自身を信じれば、どんなことでも実現可能ですよ!

 

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