Archive for the ‘事務局だより’ Category

英作への道 〜リズムに出会う〜

2017 年 7 月 3 日 月曜日

「彼はカフェでコーヒーを飲んでいます」という文があるとします。この日本語を読めば、まず普通にその意味を受け取れます。また文の形式に不自然なところはありません。英文ではどうでしょうか。生徒自身が、He is drinking coffee at the cafe.はまちがいなく「正しい」という感覚や判断を持つのはどういうときでしょう。

「カフェでコーヒーを彼は飲んでいます」「彼はコーヒーをカフェで飲んでいます」「コーヒーを彼はカフェで飲んでいます」。語句の順序が入れ替わっているだけで、多少のニュアンスの違いはあるとしても、いずれも文としての意味は同じです。このように日本語では「述語」の部分が不動で、確固とした位置を守っていますが、主語を含む他の部分は比較的自由に入れ替えることができます。英語と異なり、日本語は「述語中心の言語である」と言われる所以です。述語以外の言葉がどこにあっても、それぞれに最後の述語にかかってきます。一番落ち着くかかり方は人によって、時によって異なるでしょう。そうすると、同じ意味でも正しい文はいく通りもあることになります。

英文はこうはいきません。このように表現の規則がゆるやかな日本語を母語として使っている者にとっては、ある英文が「正しい」と感じるためには、何と言っても語順が正しいという判断が必要ですが、それを音読(黙読)した時の、文のリズムやイントネーションに不自然さがないという感覚が持てることも不可欠だといえるでしょう。「強勢リズム」の言語と言われる英語の場合、ストレスのある音節から次のストレスまでが、時間的に等間隔になるように調節されますから、おのずから文ごとのイントネーションの個性が生まれてきます。この英語独特の音声の流れを心の底に感じながら、英文に向き合えた時、正しい文という感覚が得られるのではないでしょうか。

英語と日本語とは「語順が異なる」ということが意味するのは、文の要素の配列が違うということだけではありません。He is drinking・・・S→Vと言い切るのと、いくつもの語句が「飲んでいます」にかかってくるのとでは、発話時の感覚は大きく異なります。スタティックに見た時は要素の順序の違いしか見えませんが、文を語句の流れとして見ると、読むという行為はとても重要になってきます。つまり語順と音声とは切っても切れないつながりがあると言っていいでしょう。問題をいくら解いても伸びない生徒の場合、この音声で納得するという感覚が育っていないことが一つの原因だと考えられます。一方、文の要素等に関しての知識は、本人の成長を待たなければならないでしょう。文を構成する要素への視線は、何よりも自分を見つめる力、ものごとの関係を把握する力、言葉をどのように捉えるかといったことと深く関係しながら育ってくるものだと考えられるからです。問題をたくさんこなすということは、その知識と感覚を合体させる行為とも言えるでしょう。

スピークアウトして、英作の文が正解になった時が終わりではなく、そこからもう一歩踏み込めればいいのだと思います。口に馴染むまでなんども読む。知識の理解が覚束ない生徒ほど、音読からの理解は不可欠です。いわゆる例文集、構文集を覚えることの意義はここにあります。リズムをつかむことなしに覚えることはできないのです。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

女優 白石加代子さん

2017 年 6 月 26 日 月曜日

NHKの朝ドラ「ひよっこ」に、主人公の暮らすアパートの管理人、立花富役で6月から出演している白石加代子さん。数々の舞台、映画、ドラマで活躍してきたベテラン女優さんですが、実は早稲田小劇場(現SCOT)在籍時代に、コアの低学年用物語教材“THE SKY IS FALLING”(おそらがおちてくる)に日本語朗読で参加してくださっているんです!

sky01Henny-Penny(あわてんぼめんどり)、Foxy-Woxy(ずるわるぎつねな)ど6種類の登場人物が声色だけで生き生きと演じ分けられていて、朗読自体も楽しんでいただける作品です。

「自宅で、親子で」進められる学習教材として一般販売もしていますので、興味のある方は是非詳細をご覧ください。

 

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渋谷本部校 夏期講習

2017 年 6 月 19 日 月曜日

渋谷本部校では、7/19(水)~8/25(金)に夏期講習を実施します。

今夏は外部生対象の「語順訳集中セミプライベート講習」を新開講します。定員2名の超少人数で3日間以上集中して学習することで、実力を飛躍的に伸ばすチャンスです!!  ご都合に合わせて受講日を選べるシステムで、ご受講しやすくなりました♪

「英作文演習」は、文科省が○×式から記述式への移行を提言するなど、今後ますます重要視されることが予想されるライティング能力を強化するための講習です。英作文演習を通じて自分の意見を文章にしていく基本を学び、英検や入試のライティング問題を解く力につなげます。

ほかに、語順訳の際に重要になる文法項目別講習、数学の個別指導などを開講予定。

詳細はこちらをご覧ください。

和製英語にご注意!(その10)

2017 年 6 月 12 日 月曜日

CORE「English Library」 “THIS AND THAT”

〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

 ネイティブスピーカーにそのまま言っても通じない和製英語の第10弾です。正しい英語表現をしっかり学びましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako:  Kate, that is a beautiful dress!

Kate:  Oh, thank you, Hanako.

Hanako:  It’s so cute!  Kate, you have good style and very good sense!

 

花子はこういいたかったのでしょう。そのドレス、とてもカワイイ!ケートさんはとてもスタイルがいいし、服装のセンスも本当にいい!

 

have good styleですが、人の姿を表わしたいときはfigureを使います。従って “Kate, you have a good/pretty figure.”となります。She has a good styleは「彼女はいい文体の文章を書く」という意味になりますので、要注意。

 

次に「服装のセンスがいい」は、you have good dress/fashion/clothes sense, you are stylish, you have good taste in clothes, you are well-dressedなどを使いましょう。

ちなみに「趣味がいい/悪い」はhave good/bad tasteです。

 

 

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英語を話すのが楽しくなる!『リトルアース in Tokyo』

2017 年 6 月 8 日 木曜日

中高生のための英語デイキャンプ、『リトルアース in Tokyo』、今夏の開催が決定しました! 8/9(水)、港区麻布のインターナショナルスクールで行います。

リトルアースの特徴は、何といっても丸一日英語で過ごすこと。少人数グループで行うセッション、歌、ゲーム、スポーツなどを楽しみながら自然に英語を口にできる環境を作っています。(昨年第22回の様子はこちら)。

世界各国の英語圏の若者と過ごす英語漬けの一日を、あなたも体験してみませんか! 詳しいご案内はこちらをご覧ください。

「易しい」ことほど「難しい」

2017 年 5 月 22 日 月曜日

生徒が人称代名詞や名詞の単数・複数それに時制のうちの現在の説明を受けて、説明自体は簡単明瞭だから「わかった」と思います。それなのに、問題を解く時には間違えます。間違えるたびに「三単現のS」の説明を読み、またわかった気になります。そしてまた間違えます。

知識として記憶されたことと、それを自分のものにしてしまうこととは違います。自分のものになったならば、三人称→単数→現在とつながったときに、自然に「S」が出てくるでしょう。三つの条件が揃った時に「S」をつけないと「なんかおかしいな」という感覚です。そのためには、たくさんの事例に出会う必要があるでしょう。

問題を解くのが不得手な生徒は、問題を解く以前に自分の中にストンと落ちていない感覚が強くあるように思えます。自分が「よくわかっていない」ということが「よくわかっている」ともいえるでしょう。わかっていないのは形式のルールではなく、その元になる概念ですから、易しいものほどかえってわからなくなることは大いにありえます。このような生徒ほどひたすら例文を声に出して覚えるという学習が重要になります。知識は脳に記録されるだけではなく、腑に落ちるという感覚があってはじめて自分のものになります。

赤ちゃんや幼児は、書くことを覚える前に、声に出すことで母語を獲得していきます。言葉はまず何よりも、「音と意味」がありき、です。たどたどしくしか読めないのに正解がわかっても、本当の力にはなりません。目で見てわからないことが、声に出せばわかるというのが、コアの生徒の強みだと思います。

 

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2017年春・TOEIC・TOEIC Bridge結果

2017 年 5 月 15 日 月曜日

コア英語教室では、毎春、TOEICの団体特別研制度(IPテスト)を利用してTOEICとTOEIC Bridgeを実施しています。

2017年春は、TOEICは8教室から中学生10名、高校生21名、成人1名、計32名が、TOEIC Bridgeは10教室から中学生40名、高校生5名、計45名が受験しました。

TOEICは昨年に引き続き840点と高得点が出ただけでなく、今年も高校生平均(527点)が全国の高校生平均(410点)だけでなく、全国の大学生(443点)、大学院生(508点)の平均を大きく上回りました。コアの全受験生32名中、なんと19名(全体の約6割)が全国大学生平均の443点を上回り、最高得点は高2生の840点でした。去年のスコアから110点アップです! 高2で800点越えは素晴らしい結果です。

TOEIC Bridgeは、コア全体での平均スコアは127点で、こちらもIPテスト受験の大学生58,917人の平均スコア123.7点、IPテスト全体約19万人の平均が119.5点を上回っています。

コアの学習成果が表れた、うれしい結果です♪

 

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和製英語にご注意!(その9)

2017 年 5 月 8 日 月曜日

CORE「English Library」 “THIS AND THAT”

〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

ネイティブスピーカーにそのまま言っても通じない和製英語の第9弾です。正しい英語表現をしっかり学びましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako:              Kate, I want to learn how to speak English better.  Can you teach me man-to-man?

Kate:     Man-to-man???????  Mmmmm… Let me think…..

 

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man-to-man日本語では、「マンツーマンレッスン」は「一対一」や「一人に一人が対応する」という意味で使われることがありますが、正しくは、「one to one」「one on one」または「private lesson」を使いましょう。

ただし、man to manという表現は実際存在します。状況によって「一対一」「率直に」という意味があり、次のようなときに使います。

1)スポーツ(特にバスケットボール)で一対一でのディフェンス(man-to-man defense)、

2)男同士一対一で腹を割って話し合うとき(man-to-man talk)

 

ハイフンが入る・入らないは、表現の後に名詞がくるか・こないかで使い分けます。“Please teach me one to one.”  / “I prefer  one-to-one lesson.”

 

このハイフンのルールは、こんなときも適用します。

I may look old but I’m only 20 years old.

I may look young but I have a 20-year-old son.

ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

2017 年 4 月 28 日 金曜日

誠に勝手ながら、5/3(水)~5(金)は休業とさせていただきます。

上記期間中にEメールでいただきましたお問い合わせにつきましては、5/8(月)より順次対応させていただきますので、予めご了承くださいませ。

また、コア英語教室渋谷本部校は、4/29(土)~5/6(土)は通常授業、モデルレッスンをお休みさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

(渋谷本部校0120-86-4886 平日午前10時〜午後7時)

 

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渋谷本部校 英検策講習

2017 年 4 月 24 日 月曜日

渋谷本部校は英検の準会場になっており、5級~準2級の一次試験を、本会場より安い検定料で受検できます。

2016年度第3回英検は、最終合格率約74%と、全国中・高生平均より20%近く高い合格率でした。一次試験のスコアを見ると、コア受験生はリーディング・リスニングともに平均より高いだけでなく、リスニングのスコアが平均よりずっと高くなっており、普段から音読と語順訳でリスニング力とスピーキング力を鍛えている賜だと思います。

次回は6月、2017年度第1回英検になります。5/20、27(土)には対策講習も行います。詳しくは渋谷本部校までお問い合わせください。(0120-86-4886 平日午前10時〜午後7時)

 

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