〜英語の基礎力をつけるための語順和訳と音読〜
NEW CROWN 1から‘Alice and Humpty Dumpty’
Suddenly she saw a white rabbit.
(今度は訳をのせません。自分で考えてみてください。)
Suddenly
突然 → ( )
she
彼女は → ( )( )
saw
見かけた → ( )( )( )
a
ひとつの 不定冠詞a, anの後には単数の名詞がきて、「一つの」
とか「ある」と訳したり、訳さない方がいい場合もある。
ここでは訳しておきましょう。
→ ( )( )( )( )
white
白い → ( )( )( )( )
( )
rabbit.
うさぎ → ( )( )( )( )
( )( )
(解答例) 突然 彼女は 一匹の 白い ウサギ を見かけた。
どうでしたか。ここまでのルールをもう一度確認しておきましょう。
日本語では、述語はどこに来るか? → 文の最後
主語とわかったら、その語の後に何をつけるか? → 「は」「が」
「〜」には前置詞の次の言葉を入れます。そして前置詞の前の言葉を説明します。
訳が終われば、主語と述語動詞に、色ペンを使い分けて下線を引いておきましょう。
The rabbit looked at his watch and said, “I’m late. I’m late.”
The
その 定冠詞theは決まったものにつきます、「その」などと
訳す。訳さなくても良い場合もある。ここはアリス
が見たものを指しているので訳しておきましょう。
rabbit
うさぎ → そのうさぎ
looked at
〜を見た → そのうさぎは〜を見た
英語の主語は、日本語では「は・が」をつけます。
his
彼の → そのうさぎは〜を見た彼の(となりそうですが)
まだ文の途中なので、述語動詞のlooked atの訳は
文の最後になります。
→ そのうさぎは彼のを見た
「〜」に「彼の」が入ります。
watch
時計 → そのうさぎは彼の時計を見た
and
そして → そのうさぎは彼の時計を見た、そして
このandはlooked atという述語と同じ働きをする
次の言葉saidとを結びつけています。
said
言った → そのうさぎは彼の時計を見た。そして言った。
I’m =I am
→ 私はです(あるいは、私はいる)
(be動詞の訳は「ある」「いる」「なる」「です」)
late
遅れて → 私は遅れている
(あるいは 私は遅刻だ)
(くりかえして)→ 私は遅れている、遅れている
(あるいは → 私は遅刻だ、遅刻だ、)
「遅刻だ、遅刻だ」の方が日本語としては自然ですが
語順和訳では主語を省略せずに訳します。
(つづく)