めんどり倶楽部 ただいま準備中! #2

発音についてですが、英語の単語が読めなければ、
前に進めないのはおわかりいただけるでしょう。
someを「ソメ」と読めば、それは英語ではないですよね。
正しく読めるためには英語音の規則的な側面を知る必要があります。
しかし、フォニクスばかりをやり、それが完成しなければ先へと進めないなら、そのうち嫌になります。

では、単語を覚えるのはどうでしょう?これも英文を学ぶ楽しさがあっての単語であり、英文を読むのは、たくさんの単語をマスターしてからというのは先の長い話です。
じゃ、簡単な英文法は?これだって、単語が読めたり、英文の仕組みが少しはわかったりしていないと、面白くありません。さまざまな英文の姿かたちにたくさん触れてこそ、文法知識が意味あるものとなります。
私たちが使うテキストの英文には、語句の読み方や意味を載せています。
「知らないこと」がたくさんあっても気にせずに、前に進みましょう。
英文に親しみを持てるようになれば、知識は後からついてきますよ。

コアの方式は「塗り絵」的な発想でできています。
それも、絵の一部を完成したら、つぎの箇所を塗るというのではなく、初めから全体をまんべんなく薄く塗ります。そして全体を塗り終えたら、もう一度今度はもっと濃く塗っていきます。
線からはみ出したところがあっても気にせずに、とにかく絵の全体をいつも眺め、何度も重ね塗りをしていく、という具合です。
「語順訳」という塗り絵は、とにかく「単純な」作業です。
訳のためのルールがあり、訳がうまくいかない場合は、講師からのアドバイスやヒントがあります。
そこでくりかえし立ち止まり、考えながら前に進みます。
めんどり倶楽部では、「音読」とこの「語順訳」が中心です。
物語作品を読みます。訳していきます。

今日初めて習いに来たという小学高学年生でもやれることなのです。
自分の持っている英語の知識を使おうなんて思わない方がいいのです。
それでも週1回の実践を半年も続ければ変わります。
前に進んでいるご自分を発見されるでしょう。
単語の意味、読み方もわかり始め、英語の文の仕組みもなんとなく見えてきます。
知っているつもりだった英語の「主語」や「動詞」や「目的語」といった要素の働きがはっきりしてきて、少し定着していることに気づくことになるでしょう。

一つの物語作品を読むとことの中に、たくさんの学習が自然に入り込んできます。フォニクス、単語、英文法、そしてリアルな場面を背景にした会話文など。
音読も意味の塊ごとの練習もあれば、テキストを見て1文の音読、1段落の音読、そして慣れてくればシャドーイングにも挑戦。
次はテキストを見ないで文の意味を意識しながらの音読など。
さまざまなスタイルの音読練習に挑戦してみてください。
めんどり倶楽部の初級英語クラスでは、知識が少ないことは
問題になりません。いろいろな思い込みを捨てて、まずは、音読を楽しむことから始めてください。