中学の英語教科書を語順にそって訳してみる   その21

〜英語の基礎力をつけるための語順和訳と音読〜

NEW CROWN 1から‘Alice and Humpty Dumpty’ おまけ

テキストの中でアリスが歌った歌には続きがあり、次のようになっています。
Humpty Dumpty sat on wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the King’s horses and all the King’s men
Couldn’t put Humpty Dumpty together again.


この歌はマザーグースと言って、古い昔にイギリスで生まれ、現在までイギリスやアメリカに伝えられている、わらべうたの一つです。かぞえ歌やナンセンスなものなど色々な歌がありますが、ハンプティ・ダンプティは「たまご」のことを歌った、なぞなぞ歌になっています。テキストの話ではアリスはその「卵」に出会ったのですね。
歌らしく訳すと
  ハンプティ・ダンプティ へいのうえ
  ハンプティ・ダンプティ まっさかさま
  王さまの馬や家来がみんなかかっても
  ハンプティ・ダンプティを
  もとどおりにすることは できなかったとさ

(《株》コアライブラリー制作のテキストより引用。以下も同じ。)

次にあげるものも、やはりよく知られたなぞなぞ歌です。
A Little girl
Dressed in white,
Caught the fever
And died last night.        こたえは、cで始まる単語です。

早口ことばなんかも、あります。挑戦してみてください。
Peter Piper picked a peck of pickled pepper;
A peck of pickled pepper Peter Piper picked;
If Peter Piper picked a peck of pickled pepper,
Where’s the peck of pickled pepper Peter Piper picked?
※peckは食料をはかる単位。
 a peck of pickled pepper→ 1マスの塩漬けの唐辛子

次も早口ことばです。
She sells sea-shells on the sea shore;
The shells that she sells are sea shells I’m sure,
So if she sells sea-shells on the sea shore,
I’m sure that shells are sea-shore shells.

なるべく早く言ってみてください。途中で舌をかまないように。
これで「アリス」はおしまいです。