〜英語の基礎力をつけるための語順和訳と音読〜
NEW CROWN 1から‘Alice and Humpty Dumpty’
Then Alice hit the bottom.
Then
それから それから
Alice それからアリス
hit
(‥に)ぶつかった それからアリスは‥にぶつかった
hitの原形もhit
the bottom
底 それからアリスは底にぶつかった
the bottomで「底」
ちょっと寄り道
主語、述語動詞や目的語に印をつけよう。色ペンで下線を引いたり、S、V、O といった印をつけます。
Then Alice hit the bottom.
S V O そして、英語の文の流れになれてしまいましょう。
SVOと並んでいるのを眺めるのではなく、S→V→Oと言うように、文が作られていく感覚が身につくと、英作文(和文英訳)の時にも必ず役立ちます。そのためにも音読がとても大切な役割をします。適当に読むのではなく、正確に読む、早く読む、リズミカルに読むことを心がけましょう。
単語はアクセントと音節に気をつける。文はテンポとイントネーションを大事にしよう。文を訳し意味をつかんだら、その意味を踏まえて何度でも繰り返し、読む練習をすれば、必ず力がつきます。音読には、これで終わりということがありません。
She was in Wonderland.
She
彼女は
was
いた 彼女はいた
wasはbe動詞の一つ、isの過去形
in
〜の中に 彼女はいた〜の中に、となりませんでしたか。
文は続いています。述語動詞は日本語では最後ですから、
→ 彼女は〜の中にいた
Wonderland
不思議の国 → 彼女は不思議の国の中にいました
→ 彼女は不思議の国にいました
Alice was walking around Wonderland.
Alice
アリス
was walking around
〜を歩き回っていた walk aroundで「〜を歩き回る」
→ アリスは〜を歩き回っていた
Wonderland
不思議の国 → アリスは不思議の国を歩き回っていた
She saw a big egg on a high wall.
She 彼女は
saw
見つけた → 彼女は見つけた
a 不定冠詞a ひとつの、(単数の名詞が後に来る)
→ 彼女はひとつの見つけた
big
大きな → 彼女はひとつの大きな見つけた
egg
卵 → 彼女はひとつの大きな卵見つけた
→ 彼女はひとつの大きな卵を見つけた
on
〜の上に 彼女は一つの大きな卵を見つけた・〜の上に
→ 彼女は〜の上にひとつの大きな卵を見つけた
a ここは訳さないでおきます
high
高い → 彼女は高いの上にひとつの大きな卵を見つけた
「高いの上に」のままだと変な感じがしますが、
次の語句が来るまでがまん、です。語の意味や働き
がわかるようになってくれば、high wallとまとめ
て訳せばいいのです。
wall
塀(へい) → 彼女は高い塀の上にひとつの大きな卵を見つけた
The egg said, “I’m Humpty Dumpty.
The theは定冠詞。特定のものが後ろにきます。ここでは
「その」と訳しておきましょう。
egg
卵 →その卵
said
言いました →その卵は言いました
“I’m I’m=I am be動詞は「ある、いる、なる、です」など
と訳す。→「僕はです」「僕はである」
Humpty Dumpty.
ハンプティ・ダンプティ → 僕はハンプティ・ダンプティです。
→ 僕はハンプティ・ダンプティだよ。
(つづく)